仕事も終わって今日は、森の仲間こと、こりすたん&こぐまたんとお出かけ。
まずは早稲田に集合して、こりすたんの趣味の全国を股にかけたスタンプラリーこと
風景印の収集のため、郵便局に寄り寄り都電で西巣鴨方面へ。
善養寺で閻魔様を見たり、乾山のお墓に参ったり、妙行寺でお岩様を参ったり。
この界隈は、本当に檀家とのつながりがしっかりしている、根付いたお寺ばかりで、
お参りする人がちゃんといる、生きているいいお寺だな〜と思いました。
何だかいいんだよね。参る人がいるお寺って、全然怖くない。静かで優しい。
お岩様も、静かで綺麗なお墓に鎮座してましたよ。なんとも穏やかな。
路上で猫などと戯れたり、あちこちで郵便局に寄ったり、町屋ででかい今川焼きを食べたりしつつ、本日メインエベントの
朝倉彫塑館へ!
ここは彫塑家、朝倉文夫のアトリエ兼自宅なんですが、とてもステキ空間なのですよ!
谷中というロケーションにぴったりの、戦前の東京市というか、まだ江戸な感じが残るステキ雰囲気の建物なのですよ〜。
靴を脱いで、畳の上に上がって、朝倉邸の居間でゴロリン。
中庭には、湧水をふんだんに使った、心地よい庭園があって、気持ちいい風が抜けて行くのです。
居間から、中庭を見た所。デザインは奇抜なのに、本当にしっとりと落ち着いた空間。
肘付いて横になりながら「ここ住みたいワ〜。誰かパトロンが、小さい離れでいいから、こんな風な所に住まわせてくれんもんか」と発言する私。本当に住みたい!
森の仲間たちも、すっかり朝倉邸に同化して、親戚んちに遊びに来たみたいに寛いでました。
ちなみに「墓守」などの写実作品で知られる朝倉文夫は、無類の猫好きで、彼の作品の猫たちは、飼っていないと判らない、好きじゃないと作れない、て感じなのです。
家の作りもそうなんですが、趣味のコレクション品とかを見ていると、とてもオチャメでアイディア豊か、いたずら好きな感じの可愛い少年の心を持ったオジサンの姿が伺えて、愛らしくユーモアのある猫の作品も含めて、私はこのオジサンが大好きになってしまいました☆
朝倉彫塑館帰りに谷中の野良にゃーとも遊んでもらいながら、やっぱりこの界隈だから、あの雰囲気だったのだな〜としみじみ。
さらにこの後、またもや郵便局に行ったり、入園終了時間まぎわの
上野動物園に飛び込み!
小ちゃい動物が大好き!な森の仲間にとっての魅惑の場所、小獣館だけでほぼ終了!!
でもちびちびネズミたちに赤ちゃんが産まれてたり、シママングースの子供がピョコピョコ動いていたり、マメジカがじっとこっちを見ていたり、大変だったのよ〜。
何と言っても、ヤマネファンの仲間に挨拶するかのように、いつもは姿すら確認出来ないヤマネが、森のスケーターっぷりを発揮して、超高速で枝を上へ下へと走り回ったり、ご飯モグモグしたりしていたので‥‥。
それだけで軽く2〜30分過ごしてたような気がしますが、可愛かったしなかなか見られない姿を見られたし、いいか‥‥。
帰り道の上野公園で、まだヒヨヒヨの生後2ヶ月も経ってない仔猫に翻弄されたりしたし、今日は可愛いものでお腹いっぱいな一日でしたよー。